見解：Wavesは本質的に持続不可能なポンジスキームである

0xHamZ

2022-04-01 19:10:06

コレクション

十分のUSDCとUSDTのステーブルコインの預金を引き付けられない場合、WAVESトークンは購入源を失い、負の循環に陥ります。そして、WAVESの時価総額がUSDNの未償還債務を下回ると、USDNはペッグを失うリスクに直面します。

共有する

WeChatでQRコードをスキャン

著者：0xHamZ

翻訳：元宇宙の道

今日、DeFi研究者0xHamZは自身のソーシャルメディアプラットフォームでWavesについての見解を発表しました。彼の見解によれば、Wavesは現在持続不可能なポンジスキームを運営しているとのことです。その理由は以下の通りです：

Wavesは35%の年利でUSDCとUSDTのステーブルコインを借り入れ、それを使って自社のWavesトークンを購入し、トークン価格の急騰を助けています。
Wavesトークンを担保にすることで、Wavesはより多くのUSDNネイティブステーブルコインを発行できます。
USDNネイティブステーブルコインを担保にすることで、Wavesはユーザーからより多くのUSDCとUSDTのステーブルコインを借り入れることができます。
システムの安定性を保つためには、WAVESの時価総額が持続的に成長し続ける必要があります。したがって、鍵となるのはより多くの人々を引き付けてUSDCとUSDTのステーブルコインをその貸出プラットフォームに預け入れさせることです。
十分なUSDCとUSDTの預金を引き付けられない場合、WAVESトークンは購入の供給源を失い、負のループに陥ります。そして、WAVESの時価総額がUSDNの未払い債務を下回ると、USDNはペッグを失うリスクに直面します。

以下は彼の見解です：

WAVESは暗号分野で最大のポンジスキームです。

それは35%の年利でUSDCを借り入れ、その資金で自社のトークンを購入し、トークン価格の急騰を助けています。

システムの安定性を保つためには、WAVESの時価総額が持続的に成長し続ける必要があります。

WAVESの最終的な結末は崩壊であり、USDNはペッグを失うことになります。

WAVESはレイヤー1のブロックチェーンであり、現在の主な用途はUSDN（WAVESブロックチェーンのネイティブステーブルコイン）の発行です。

あなたはWAVEとLUNA/MKRを比較することができ、USDNはUST/DAIに相当します。

WAVESの時価総額は過去2ヶ月で6倍に成長しました。その初期の触媒は「ロシアのイーサリアム」に関する物語であり、そのパフォーマンスはETHを大きく上回りました。

WAVESは時価総額を拡大する必要があり、そうすることでより多くのUSDNを発行できます。このエコシステムの健康度はWAVESの時価総額/USDNで定義されます。この比率は、システムがどれだけの数量のUSDNを発行できるかを示しています。我々は、比率が2.5倍に達するとUSDNの供給が減少することを見てきました。これは最低の目標です。

価格が急騰したため、WAVESはより多くのUSDN発行能力を生み出しました。目標値が2.5倍であると仮定すると、WAVESは13.8億USDNを追加発行できます。

この目標値のUSDNの利回りは5.4%であり、AAVEでのUSDC/USDTの供給利率は3.5%です。

最近、USDNは史上最速のペースで発行されています。

過去4週間で、USDNの時価総額は4.75億ドルから8.75億ドルに増加し、増加率は85%に達しましたが、同期間のDAIの市場規模は減少しました。

なぜ誰かがUSDNを保持したいと思うのでしょうか？

USDNはWAVESによって支えられています。
WAVESのネイティブステーキング率は3.13%です。
USDNの利回り = WAVESのネイティブステーキング率 (x) 支え倍数
現在のUSDNの利回りは3.31% * 6.60 x = 21.8%です。

そして、より多くのUSDNが発行されるにつれて、この利回りは低下します。

列車を軌道に乗せ続けるためには、WAVESの時価総額が持続的に成長し続ける必要があります。

支え倍数が下降し始めると、USDNの利回りは低下します。

支え率が6.6倍のとき、USDNの利回りは21.8%ですが、支え率が2.5倍に低下すると、USDNの利回りは5.4%にまで下がります。

利回りが低いと、資本流出のリスクが生じます。

以下に、WAVESチームがどのようにレバレッジを利用して大規模な供給不足に対処しているかを紹介します。

以下はプロセスです：

ViresプロトコルにUSDNを預け入れる；
ViresプロトコルでUSDCを借り入れる；
借りたUSDCをバイナンスに送金する；
USDCを使ってWAVESを購入する；
WAVESをUSDNに変換する；
再び始める；

これらの行動はオンチェーンデータで追跡できます。

簡単に言えば、ViresはWAVESのパブリックチェーン上のAAVEの同等物であり、現在USDNの総量の70%（現在6億USDN以上）を管理しています。

また、USDC/USDTの貸出業務も許可しています。現在、Viresプラットフォーム上のUSDC供給APY利率は30%であり、この利率は他のどの収益プロトコルよりも高いです。

過去2ヶ月間、Viresプロトコル上のUSDC/USDTの借入は狂乱的になり、借入利率は他のどのチェーン上の収益プロトコル利率をも上回っています。

では、誰が借りているのでしょうか？なぜそうするのでしょうか？

WAVESは常にUSDNを担保にしてUSDCとUSDTを借り入れています。WAVESはこれらの借りたUSDCとUSDTをバイナンスに送信し、それを使ってWAVESを購入します。そして、購入したWAVESを自分のウォレットに移し、さらに多くのUSDNを発行するために使用します。

その後、彼らは発行したUSDNをVires.Financeに担保として預け入れ、より多くのUSDC/USDTのステーブルコインを借り入れます。

このプロセスを繰り返します。

問題は、WAVESがユーザーを引き付けてUSDCとUSDTをVIRESプロトコルに預け入れさせる必要があることです。そうすれば、彼らは新たに発行されたUSDNを通じてこれらのステーブルコインを借り入れることができます。

これは自然に、彼らが市場よりも高い利率を提供することを要求します。そうすることで、人々がUSDCとUSDTをVIRESプロトコルに預け入れるように促します。

WAVESトークンは1億の供給量があり、そのうち85%がステーキング状態にあります。これにより、流通しているWAVESは1600万しかなく、さらに一部の保有者が売却しないなどの理由から、取引可能なWAVESは1050万と仮定できます。取引可能なトークンが10.5%しかない場合、この市場は非常に操作しやすくなります。