CESS 技術月報 | 2022年7月の進捗
一、重要な提出、修正、及び公開
1、ブロックチェーンネットワーク
今月、開発チームはブロックチェーンネットワーク v0.4.4 バージョン(cess v0.4.4)を公開し、v0.5.0 バージョン(cess v0.5.0)の開発を行いました。開発の詳細は以下の通りです:
(1)[v0.4.4] バージョン公開(https://github.com/CESSProject/cess/releases/tag/v0.4.4)
(2)[v0.5.0] #75
- 新しいストレージユーザーの料金メカニズムを開発;
- ストレージマイナーの罰則メカニズムの開発を完了;
- マイナー部分のベンチマークテストを作成;
- ファイルとスペース部分のベンチマークテストを作成;
- 第一段階の R²S(ランダムローテーション選挙コンセンサス)を統合;
- バージョンの標準化;
- 内部テストに入る。
2、分散ストレージシステム
今月、開発チームはストレージマイナー 0.4.3 バージョン(Bucket v0.4.1)とスケジューリングノード 0.1.4 バージョン(Scheduler v0.1.4)を公開しました。開発の詳細は以下の通りです:
(1)ストレージマイナー Bucket [v0.4.3](https://github.com/CESSProject/cess-bucket/releases/tag/v0.4.3)
- ユーザーはマイナーから直接ファイルをダウンロード;
- ファイルをダウンロードする際に RPC と HTTP モードをサポート;
- 接続スケジューリングメカニズムを追加:空いていてスムーズなネットワークを優先;
- チェーンノードとの長接続機能を廃止;
- ドメイン名の設定項目を設定ファイルに追加;
- データストレージディレクトリをマイナーの署名アカウントアドレスに変更;
- マイナーがマイニングを終了する際にチェーン上のパディングファイルの記録を削除。
(2)スケジューリングノード Scheduler [v0.1.4](https://github.com/CESSProject/cess-bootstrap/releases/tag/v0.1.4)
(3)IP 更新失敗の問題を最適化
スケジューリングノードのディスクがデータディレクトリで満杯になる問題を防止。
3、CESS ゲートウェイ
今月、開発チームは 0.1.2 バージョン Gateway [v0.1.2](https://github.com/CESSProject/cess-gateway/releases/tag/v0.1.2)を公開しました。
- ローカルポートをリッスンできない問題を修正;
- 初回認証失敗が二回目の認証失敗を引き起こす問題を修正。
4、CESS ノードデプロイメントプログラム
今月、開発チームは 0.1.0 バージョン NodeADM [v0.1.0](https://github.com/CESSProject/cess-nodeadm/releases/tag/v0.1.0)を公開しました。
- プログラムの開発進捗が完了し、Alpha 内部テスト段階に入った;
- ストレージマイナー、コンセンサスマイナーのデプロイメントプロセスと要件を簡素化。
二、技術方案の議論
ストレージユーザーの料金メカニズムにおける請求時間、発効時間、購入パッケージ(5種類)、更新、拡張、期限切れの凍結、凍結期間終了後のファイルクリーンアップなどの機能を調整;
ストレージマイナーの罰則メカニズムにおけるストレージ障害料金の控除方法、緩衝期間の追加、マイナーのデポジット不足時のプロセスを調整。
詳細は:https://github.com/CESSProject/cess/pull/75